イランにおけるイスラエルの第1の標的は住宅地と民間地域
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イランにおけるイスラエルの第1の標的は住宅地と民間地域
シオニスト政権イスラエルが現地時間の14日土曜午後、イランの複数の住宅地と民間施設を標的に攻撃しました。
イスラエルは過去24時間のうちに、テヘランおよびイラン国内の複数都市で複数の住宅を攻撃しましたが、イラン軍の対空防衛部隊はその多くに対処しました。
【ParsTodayイラン】イスラエルによる14日夕方のテヘラン攻撃で複数の住宅が損壊し、複数の女性と子供が負傷しました。
今回イスラエルの攻撃対象となったのは、テヘラン市内の東部ナールマク及びノウボンヤード、南部ザムザム、北西部シャフラーンの各地区、及びテヘラン市南部近郊シャフレレイなどの地域です。
今回攻撃の被害を受けた最も重要な標的の1つは、テヘラン北西部シャフラーンにある石油貯蔵所でした。現場では大規模な火災が発生しましたが、救助隊と作戦部隊が迅速に対応しました。複数の報告によりますと、貯蔵レベルは低く、事態はすぐに制御されたということです。また、テヘラン南部にある別の燃料貯蔵タンクも攻撃を受けました。しかし、公式筋によれば、いずれのケースも消火活動と安全確保が無事に完了し、被害状況の詳細な調査が進められています。
また、イランの対空防衛システムは南部バンダレ・アッバース、西部ホッラマーバード、北西部タブリーズ、北東部マシュハド、南部シーラーズ、中部イスファハーンなどの都市で作動し、一部の情報筋によればこれらの地域で正体不明の飛行物体が破壊されたということです。
イラン体制責任筋によれば、住宅地や民間人居住地域がイスラエルの激しい攻撃を受けたにもかかわらず、状況は完全に制御下にあり、救援部隊と治安部隊が現場に派遣され、対空防衛部隊が継続的に多くの空爆を撃退しているということです。
なお、13日金曜午後にテヘラン市北部シャヒド・チャムラーン住宅地区がイスラエル軍の攻撃を受け、14階建ての建物の住人60人が殉教し、その中には子供20人も含まれていたことは注目すべきことです。