イラン初のロボット弁護士「ロボレガール」が公開

イランの司法関係者や弁護士らのグループの立ち合いのもと、同国初のロボット弁護士「ロボレガール（Robolegal）」が公開されました。

設計者らの話では、この技術は初期段階としてまず、一般の人々からの法律相談サービス提供に利用される可能性があるということです。

イランのイノベーション・テクノロジー活動家であるメフディ・エスマイーリー氏とモハンマド・ヴァーヘディ氏が設計したイラン初のロボット弁護士「ロボレガール」は15日月曜夜、同国の司法関係者や弁護士らの出席のもと、テヘラン市北部パルスィア・エステグラール・ホテルにて公開されました。

【ParsTodayイラン】このロボットの設計者の１人、メフディ・エスマーイーリー氏は公開式典において「このシステムはイランの法的問題に基づきAI人工知能を使って再訓練されており、そのため法的な質問に正確に答える能力がある」と語っています。

また「計画によれば、このロボット・システムのホームページはシンプルに設計されている。その理由は、法律知識のレベルを問わず、法律に詳しくないユーザーも含め、すべてのユーザーがこの技術を利用できるようにするためだ」と述べました。

さらに、もう１人の発明者であるモハンマド・ヴァーヘディ氏も「個人および社会関係の発展、実験、経済、教育、芸術の科学の発展が法学の変革をもたらした現状において、法律分野でAIを応用する重要性は倍増している」としています。

ヴァーへディ氏はまた「この技術ロボットは、あらゆる種類の文書や司法記録を前例のない速度で分析する能力がある」とコメントしました。

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