イラン外相;「殉教したソレイマーニー司令官は地域の『抵抗の枢軸』の立役者」
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イランのセイイェド・アッバース・アラーグチー外相
アラーグチー・イラン外相が、殉教したIRGCイランイスラム革命防衛隊の故ソレイマーニー・ゴッズ部隊司令官を、地域の『抵抗の枢軸』の立役者だとしました。
ガーセム・ソレイマーニー中将の殉教6周年記念を間近に控えた29日月曜、「ハージ・ガーセム流の外交と抵抗」をテーマにした国際会議が、アラーグチー外相の他にイランおよび世界各国の政治、シンクタンク、学術界の高官らの出席によりテヘランで開催されました。
【ParsTodayイラン】セイイェド・アッバース・アラーグチー外相はこの国際会議において「殉教したソレイマーニー司令官は地域の『抵抗の枢軸』の立役者だったが、この枢軸構造の影響は外交政策における現在の政策や執行アプローチをはるかに超える形で、自らの在り様を顕示した」と語っています。また「この偉大なる殉教者の思想は、1979年に勃発したイスラム革命の理念および現在のイラン憲法の原則を体現したものであり、『抵抗志向の外交』とも言うべき我が国の外交政策の理論的根拠と基盤に端を発している」と述べました。
さらに「外交を成功させ効率的に進めるには、他者との交渉において大胆さと機転を適切に組み合わせる必要がある。外交術を駆使しなければ、秩序だったやり取りはおろか、様々な側面における力の均衡も達成しえない。交渉は外交術であり、外交を強化することは、コスト削減や各種成果の定着化、平時と戦時の双方における勝利を意味する。だが、外交だけでは何も成し遂げられない。外交において決定的な役割を果たすのは、『国家権力の構成要素』である」とコメントしています。
そして「抵抗志向を持つわが国の外交は、常に抵抗の言説の根幹かつ本質としての正義の追求、覇権主義への反対、弱い立場にある被抑圧民の権利擁護というメッセージを、正確で論理的かつ説得力のある言葉により、国際法の原則の枠組みの中で国際社会に伝えることに努めてきた」と語りました。
続けて「抵抗運動全体の躍動する精神、原則的な焦点、そして道義的な中軸は疑いなく、これまでの歴史に残るシオニスト政権イスラエルによる拡張主義的、そして人種差別的な占領への抵抗である。この抵抗は、数十年にわたる土地占領、国家の追放、組織的かつ甚大な人権侵害、児童の殺害、民家の破壊、そして露骨なアパルトヘイト政策の実施に対する正当かつ合法的、そして人道的な反応に他ならない」と述べています。
またこの他にも「イランは、抵抗の言説に対する道義的、政治的、そして法的支援を継続していく。地域の未来をシオニスト政権の不動の支配と描く多くの見方とは対照的に、地域と世界の現実は、抵抗が紛れもない地政学的現実となり、西アジアの未来の秩序体制を形成する影響力ある主要な担い手の一つとなっていることを物語っている。その秩序体制は、地域の諸国民の自由意志、各国の国家主権の尊重、正義、そして二国間・多国間協力に基づくべきもので、域外勢力による強制、強要、そして策略に基づくべきではない」としました。
アラーグチー外相は最後に「この長く栄光に満ちた道程において、殉教者たるソレイマーニー司令官の示す道、合理性、自己献身、思慮深さ、そして積極的かつ知的な抵抗の道こそが我々の導きの光であり、道標に他ならない。我々は神を信じ、人民の力に依拠してこれらの模範に倣い、歩み続けていく所存である」と結びました。

