イラン外相:「アイン・アル=アサド基地の返還はイラクの安定強化の兆し」
https://parstoday.ir/ja/news/iran-i131402-イラン外相_アイン_アル_アサド基地の返還はイラクの安定強化の兆し
イランのアッバース・アラーグチ外相は、米国がイラクのアイン・アル=アサド基地から撤退し、同基地をバグダッド政府に引き渡したことについて、「イラクの安定と主権の強化を示す重要な兆候だ」と述べました。
(last modified 2026-01-18T12:34:38+00:00 )
1月 18, 2026 21:08 Asia/Tokyo
  • アッバース・アラーグチー、イラン外相
    アッバース・アラーグチー、イラン外相

イランのアッバース・アラーグチ外相は、米国がイラクのアイン・アル=アサド基地から撤退し、同基地をバグダッド政府に引き渡したことについて、「イラクの安定と主権の強化を示す重要な兆候だ」と述べました。

ParsTodayによると、アラーグチー外相は日曜日、テヘランでイラクのフアード・フセイン外相と会談・協議した後、在イラク米軍によるアイン・アル=アサド基地の撤収とイラク政府への引き渡しを評価し、これをイラクの政治的主権と安定が強化されている証左だと位置づけました。

イラン外相は、イランとイラクの国境が、経済・貿易など多分野における「友好と協力の国境」へと変わっていると述べ、イラクで新政権が早期に発足することへの期待を示しました。

また、イラクの地域的役割が拡大している点に言及し、「イラク政府は、地域諸国の立場や見解を近づけるうえで前向きな役割を果たすことができる。イランはこの分野でイラク政府と協力する用意がある」と強調しました。

さらにアラーグチー外相は、イランとイラクの間には「利益と安全保障上の課題を共有する関係」があると指摘し、「イランは、安定し、独立し、強固な政治的主権を持つイラクを望んでいる。イラクは、その実現に必要なあらゆる潜在力を備えている」と語りました。

両国国民間の人的交流や、イランで学ぶイラク人留学生の存在にも触れ、両国民の往来を一層円滑化する用意があると述べました。

経済面では、現在の両国間の貿易関係は良好な水準にあるとしつつも、「さらなる拡大の余地は大きい」として、経済協力の強化の必要性を強調しました。

一方、イラクのフアード・フセイン外相は、テヘラン訪問への満足感を示し、「イランとイラクの安全は地域全体の安全の一部で、イラン国民の安全はイラクにとっても重要だ」と述べましたた。

フセイン外相はまた、現在の情勢下で両国間の意見交換は極めて重要だと指摘し、バグダッドは「地域の安全は不可分である」という原則を重視していると説明しました。そのうえで、「一国の安定は、他の隣国の安全を保障する」との認識を示し、内政不干渉の原則を尊重しながら、地域的課題に対処するための協議継続を呼びかけました。

 


ラジオ日本語のソーシャルメディアもご覧ください。

Instagram Twitter