イラン外相;「対米間接交渉は幸先良いスタート」/詳細の詰めに向けそれぞれの本国へ
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スティーブン・ウィトコフ米西アジア担当特使(右)とイランのセイイェド・アッバース・アラーグチー外相(左)
アラーグチー・イラン外相が、オマーンでの米国との間接核交渉が良好だったことを明らかにしました。
【ParsTodayイラン国際】イルナー通信によりますと、セイイェド・アッバース・アラーグチー外相は6日金曜、オマーンの仲介により同国首都マスカットで行われたアメリカとの間接核協議終了後、これらの協議の結果について説明し、「これらの協議は良いスタートを切ったが、協議の継続は本国での協議および今後の進め方の決定にかかっている」と語っています。アラグチ氏はさらに、「協議の継続についてはおおむね合意し、このプロセスの継続が決定された。だがその時期や方法、期日については、オマーンのバドル・ブサイディ外相を通じて今後の協議で決定される」と述べました。
また、マスカットで記者団に対し「今日、我々はいくつもの長い集中協議を行った。複数の会議が開催された。もっとも、それらは間接協議だった。ブサイディ外相の多大なる尽力・骨折りがあった。今回の協議のホスト国として、またそれぞれの当事者の文言やメッセージ相互間伝達という点においてもである」としています。さらに「我々の懸念は相手側に伝わり、我々の利益、イラン国民の権利、そして言うべきことすべてが、私の見たところ非常に良い雰囲気の中で伝えられ、同時に相手側の意見の聞き取りがなされた」と述べました。
イランの対米不信感は交渉の道筋における深刻な課題アラーグチー外相は「(昨年6月の戦争以来)激動の8か月、つまり我々が一大戦争を経験してきた段階を経て、まずこの不信感の漂う雰囲気を克服し、それからイラン国民の利益を確保しうる新たな対話の枠組みを設計できるようにすべきだ」と語りました。
イランの対米不信感は交渉の道筋における深刻な課題
アラーグチー外相は「(昨年6月の戦争以来)激動の8か月、つまり我々が一大戦争を経験してきた段階を経て、まずこの不信感の漂う雰囲気を克服し、それからイラン国民の利益を確保しうる新たな対話の枠組みを設計できるようにすべきだ」と語りました。
「米国との対話は核問題のみに限定される」
アラーグチー外相はまた「イランと米国の協議のテーマは核問題のみである」と指摘し、「我々は今日、あらゆる対話に必要とされるのは脅迫や圧力行使を控えることである、と明確に述べた」とコメントしました。
イランと米国による間接的な核交渉の新ラウンドは6日金曜、オマーン首都マスカットにて同国のバドル・ビン・ハマド・アルブサイディ外相の仲介のもと、アラーグチー外相および、スティーブン・ウィトコフ米国大統領特使が議長を務める中、開催されました。この報道によりますと、今回の協議にはドナルド・トランプ米大統領の義理の息子ジャレッド・クシュナー氏に加えて、CENTCOM米中央軍司令官のブラッド・クーパー氏もこれらの交渉に同席したということです。
同時に、イラン・イスラム共和国外務省のエスマーイール・バガーイー報道官は、マスカットにおけるイランと米国間の今回の協議実施に言及し、「双方の当事者は協議継続することで見解が一致した」と述べました。バガーイー外相は「X」において「両当事者は自らの見解と要求を説明しながら、自らの本国と協議して次回の協議について決定することで合意した」と投稿しています。

