８月１８日は、イラン国民に対するアメリカのクーデターが発生した日

今年８月１８日に当る、イラン暦５月２８日は、１９５３年のイランの当時の政権に対するアメリカのクーデターが発生した日です。

１９５３年８月１９日、イランの軍隊の一部が、当時のモサッデグ政権を打倒し、イタリアのローマに亡命していたモハンマドレザー国王を再び独裁政権につかせました。

このクーデターは、パフレヴィー潮時代にモサッデグ首相による石油国有化運動が勝利した中で行われたアメリカとイギリスによる一連の干渉行為のひとつに過ぎません。

このクーデターは、オランダ・ハーグの国際刑事裁判所がイランとイギリスの石油契約問題について、イランに有利な判決を下した後に発生しました。

近年、このクーデターにおけるアメリカの関与を示す新たな証拠が公表されており、アメリカの一部の政府関係者は、アメリカとイギリスがこのクーデターに直接関与したことを認めています。