2月 14, 2016 22:35 Asia/Tokyo
  • イラン国会議長、「パレスチナ国民を守ることは、宗教的な義務」

イランのラーリージャーニー国会議長が、イランはパレスチナの国民を防衛することを自らの宗教的な義務と考えるとしました。

イラン国会通信によりますと、ラーリージャーニー議長は13日土曜、テヘランで、パレスチナの抵抗グループのメンバーと会談し、「パレスチナを擁護するためには、イスラム諸国の連帯が必要だ」と語りました。

ラーリージャーニー議長はまた、「パレスチナ問題は、イランが注目を寄せる重要な問題であり、イランの全てのグループや政党はこの問題に関して意見が一致している」とし、「イランの政府関係者と国民は、一つの宗教義務として、パレスチナの国民を守っている」と述べました。

さらに、「イランは、シオニスト政権イスラエルに対するパレスチナ人の抵抗運動・インティファーダやパレスチナの各抵抗グループを支援しており、パレスチナの問題が再度、イスラム世界の抱える主要な問題となるような努力がなされるべきだ」と語りました。

一方のパレスチナ代表団の団長も、この会談において、パレスチナ国民を支援するためのイランの政府高官や国民の立場や措置に感謝すると共に、「イランは間違いなくパレスチナ国民にとっての最大の支援国であり、この37年、パレスチナの理想を支持してきた」としました。

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