2月 15, 2016 18:12 Asia/Tokyo
  • 最高指導者が、ガーナ大統領と会談

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、シリア問題におけるイランの不変の政策は、平和の支持だとしました。

ハーメネイー師は、14日日曜夕方、ガーナのマハマ大統領、及び、その高等使節団と会談し、「イランは常にシリア問題において、シリアの国民の利益になるよう努力し、一国の外から、その国民のために解決法を定めることはできないと考えている」と強調しました。

また、「欧米は、シリア国民の今後について決定を下すことはできず、シリア国民自身が、自分たちの将来について決断を下すべきだ」と述べました。

さらに、大量の最新の武器や資金がどのようにしてテロリストに渡っているのかという疑問を提起し、「すべての問題の根は、覇権主義大国にある。その筆頭はアメリカであり、シオニスト政権は悪の象徴である」と述べました。

ハーメネイー師は、シリア問題の解決、テロやパレスチナの人々の苦しみといった問題への対策は、独立諸国のさらなる協力によって得られるものだとしました。

ハーメネイー師はさらに、イスラム革命当初から、イランはアフリカ諸国との関係拡大を肯定的に見つめてきたとし、「覇権主義大国は、イランとアフリカの親密な関係に反対しており、今も戦争や衝突、テログループへの支援の元凶である」と述べました。

また、「西アジアやアフリカのテログループは、アメリカ、イギリス、シオニスト政権の諜報機関で養成されている」としました。

さらに、植民地主義に反対するアフリカの一部の要人の独立運動を賞賛し、「これらの優れた人々は、世界におけるアフリカのアイデンティティを向上させた」と強調しました。