最高指導者による賢明な措置を伴った抵抗の強調
イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、ベネズエラのマドゥロ大統領との会談で、西アジア地域でのアメリカの政策と陰謀の失敗に触れ、原油価格の下落は、アメリカが独立諸国に圧力をかけるための手段だとしました。
アミーンザーデ解説員
ハーメネイー師は、「圧力に対する賢明な措置を伴った理性的な抵抗は、間違いなく勝利をもたらすだろう」と強調しました。また、22日土曜、ベネズエラ大統領のテヘラン訪問の中で行われたこの会談で、独立諸国に現在のような問題を押し付けるために、原油が武器として使用されていることに触れ、「かつて、一部のイスラム諸国が石油の輸出を停止し、シオニスト政権イスラエルに対抗しようとしたとき、西側は石油を政治的に利用しているとして騒ぎ立てたが、残念ながら今日そうした国々が、一部のOPEC石油輸出機構加盟国や一部の中東諸国とともに、アメリカの政策に完全に同調し、石油を武器として利用している。しかし、このような政策によって彼ら自身が損害を蒙っている」と語りました。ハーメネイー師はさらに、「しかし、理性的な政策と協力の拡大により、こうした陰謀や敵対に打ち勝つことができる」と語りました。
サウジアラビアは、2014年11月、OPECに働きかけ、自国のシェアを無限に拡大させました。この2年、一部のOPEC加盟国、特にサウジアラビアは、可能な限り生産量を拡大し、安価な石油の供給によって市場をその手に握りました。この国がOPECで定められた生産量を超えたため、原油の国際価格が大幅に下落しました。しかし現在、およそ2年が経過し、この陰謀にも失敗したサウジアラビアは、アルジェリアの会合で、生産枠を日量1070万バレルから1020万バレルに減らすことを受け入れました。
現在の状況を変えることができるのは、OPECが連帯を必要としている、という事実を受け入れることです。こうした中、アメリカの本質を知り、抵抗経済の枠内で賢明な措置と理性を伴い、正しい経済的な決定を下すことが重要です。
このような観点から言えるのは、最近のアルジェリアでの会合におけるOPECの最近の決定は、OPECの連帯や統一のために正しい決定でしたが、それ以上に重要なのは、最高指導者がマドゥロ大統領との会談で語った重要な点に注目することです。ハーメネイー師は、アメリカや一部の地域諸国が莫大な費用を投じているにも拘わらず、アメリカの西アジア政策が失敗していることに触れ、「アメリカは不敗だと信じる人々がいるが、それは大きな過ちであり、過去15年のアメリカの過ちの繰り返しにより、現在、彼らは地域で完全に当惑している」と語りました。
アメリカは、干渉的な政策を実施する中で、軍事攻撃の示唆や直接介入の拡大とともに、経済問題を利用してきました。石油市場に依存する国々の経済を不安定にすることもまた、こうした枠内で分析することができます。特にこの1年、ベネズエラに押し付けられてきた経済問題や現在の状況も、その例外ではありません。
マドゥロ大統領は、過去2年の原油価格の大幅な下落に触れ、「アメリカの帝国主義は、ベネズエラに対して多くの干渉や敵対を行ってきたが、ベネズエラの国民は、この経済戦争に抵抗し、現在、経済危機を脱しつつある」と語りました。
ハーメネイー師が語ったように、中南米諸国での反覇権主義の動きに対するベネズエラの影響力は重要な問題であり、この国の高い能力を示しています。非同盟諸国の議長国がイランからベネズエラに引き渡された今、西側は明らかに、非同盟諸国の動きが拡大するのを望んでいません。こうした中、独立諸国は、彼らの要求の正反対に動くべきであり、その場合、未来は間違いなく、明るいものとなるでしょう。