最高指導者の見る「西側のテロ問題への対応」
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イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「テロ対策には、国際的な大国において影響力を持つすべての人の真剣な意志が必要だ」と強調しました。
(last modified 2025-10-27T01:35:03+00:00 )
10月 27, 2016 17:16 Asia/Tokyo
  • 最高指導者の見る「西側のテロ問題への対応」

イランイスラム革命最高指導者のハーメネイー師が、「テロ対策には、国際的な大国において影響力を持つすべての人の真剣な意志が必要だ」と強調しました。

アミーンザーデ解説員

ハーメネイー師は26日水曜夕方、フィンランドのニーニスト大統領と会談し、人類社会の痛ましい出来事としてのテロリズムについて触れ、世界の高潔な権力者や政府、世界の賢明な人々に対して、この現象の撲滅について考え、措置を講じるよう呼びかけました。

最高指導者はさらに、国連の現事務総長の立場を批判し、「国連事務総長は、国連はサウジアラビアの政府の資金に頼っているため、彼らが行っているイエメンの子供の殺害を非難することができないとはっきりと表明しているが、これは、国際的な政治家の残念な倫理的状況を物語っている。次期国連事務総長が、国連の独立を維持できるよう願っている」と語りました。

ハーメネイー師は何度となく、過激派やテロリズムの出現の要因を認識する必要性を強調しています。こうしたアプローチは、イランが地域や世界の安全を重視していることを示しています。こうした点に注目することで、最高指導者は過激派やテロを生じさせた要因を強調することで、こうした問題を乗り越えることは、この問題の出現の要因の認識と理解にかかっているとしました。ハーメネイー師は、テロや過激派の出現の要因について、「アメリカと一部の政府は自分のたちの利益に基づいて全ての問題を計算しており、イラクであろうとシリアであろうとテロという病の根絶を考えていない」としました。

これはここ数年、ISISなどのテログループの活動やテロリズムの拡大の要因になっている大きな問題です。ISISのテロの波は現在ヨーロッパにも波及していますが、こうした中、アメリカ政府や一部のヨーロッパの政府こそが、この悪しき現象を出現させている主な要因です。

最高指導者は最近のボスニア・ヘルツェゴビナのイゼトベゴビッチ大統領評議会議長との会談でも、「アメリカの反テロ連合は、ある場合にはテロリストと戦っているかもしれないが、イラクでもシリアでもテロリズムを本当に根絶しようとはしていない。彼らの悪しき政策は日を増すごとに人類の問題を拡大している」と述べています。

ヨーロッパ2カ国の大統領との最高指導者の表明は実際、以前、フランスのテロ事件を受け、ヨーロッパの若者たちに送った二通の書簡の中で言及されていた重要な点を想起させます。その中ではテロや過激派の流れは、西側の社会の宗教的、道徳的逸脱から生じているとされていました。

地域の現状、世界の高まる懸念は実際、現在、アメリカの政府関係者にも及び、選挙討論での醜い言い合いに変わっており、どちらの候補者も相手のせいにしようとしています。このためこの問題は、世界の大国の利己的な政策が、人類の問題の主な要因であると見るべきでしょう。明らかにアメリカと干渉主義的な大国の過剰な要求が継続する限り、テロや過激派は各国の国民を巻き込むことでしょう。それに対抗する唯一の道は抵抗、闘争なのです。