2月 17, 2016 18:36 Asia/Tokyo
  • イラン最高指導者顧問、「日本との関係拡大は、イランの外交政策の優先事項」

イランのヴェラーヤティ最高指導者国際担当顧問が、「日本との関係拡大は、イランの外交政策の最優先事項だ」と語りました。

イルナー通信によりますと、ヴェラーヤティ顧問は、17日水曜、テヘランで、日本の河井内閣総理大臣補佐官と会談し、「イランと日本は、価値のある可能性に注目し、幅広い協力を行うことができる」と語りました。

また、新たな関係の時代には、強固な関係を形作るよう努力すべきであるとし、「かつて、国際情勢が地域問題に影響を及ぼしていたが、現在は、地域の情勢や問題が、国際情勢に影響を及ぼしている」と述べました。

さらに、地域情勢が国際情勢に及ぼしている影響の例として、中東地域を挙げ、「アジアの国であるイランと日本は、この分野で大きな影響力を持つことができる」と述べました。

一方の河井補佐官もこの会談で、「日本は、地域や世界の重要な問題について、イランと協力や意見交換を拡大することを求めている」と述べました。

安倍首相のイラン訪問の準備のため、テヘランを訪問している河井補佐官は、日本首相のイラン訪問の準備が整うよう望んでいるとしました。

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