テヘラン金曜礼拝、「イラン国民はアメリカ政府を信用しない」
11日に行われたテヘラン金曜礼拝で、ハータミー師が説教を行い、「イラン国民はアメリカにどのような政権が誕生しようと、彼らを信用しない」と語りました。
ハータミー師は、アメリカ大統領選挙の結果が、地域諸国に対するこの国の圧制的な政策を変えることはないとし、「イラン国民は、アメリカにどのような政権が誕生しても、その政権の要求に屈しない」と述べました。
また、イランに対する侵略や脅迫の政策の結果について、アメリカ次期大統領に警告を発し、「イランはこのような政策に抵抗するだろう」と語りました。
さらに、世界の人々は、自国に対するアメリカの軍事的な干渉や挑発的な政策に疲れていると強調し、アメリカ次期大統領に対し、「このような政策を続ける代わりに、自国の国民の問題解決に取り組むべきだ」と語りました。
ハータミー師は、大統領選挙の候補者が認めていたように、アメリカは莫大な債務を抱え、破綻の危機にあるとし、「アメリカには情勢不安が広がっており、毎年黒人を中心に武器による暴力の犠牲者が出ている」と語りました。
また、一部の国が地域の危機解決に協力するようアメリカに求めていることに触れ、「国内の安全保障や財政面での問題を解決できない国に、地域の安全を支援することはできない」と強調しました。
さらに、「ISISは、アメリカの資金や武器の援助によって生まれ、その費用は、アメリカ国民の税金にから確保されている」と語りました。
ハータミー師は、「アメリカ次期大統領も、これまでの大統領と同じように覇権を振るおうとすれば、彼と同じように世界の人々に嫌悪されるだろう」と語りました。
また、モスルのISIS掃討作戦におけるイラクの政府軍と義勇軍の勝利に触れ、「イラク軍はこの作戦で他国の援助を必要としていない。アメリカと一部の地域諸国は、何の理由もなくモスルに勢力を派遣している」と語りました。