2月 18, 2016 19:38 Asia/Tokyo
  • イランと日本が関係拡大を強調

日本の河井内閣総理大臣補佐官が、イランとの関係拡大の方法と安倍首相のイラン訪問の準備に関して、イランの外務大臣、及び副大統領と意見交換しました。

IRIB通信によりますと、イランのザリーフ外務大臣は17日水曜、河井補佐官と会談し、「イランと日本の関係の拡大は、商業取引に限られない。イランは政治、経済、文化、人材といったすべての側面の拡大を考えている」と述べました。

ザリーフ外相は、「優秀な人材、地域の4億人の市場への容易なアクセス、治安確立におけるイランの様々な可能性は、イランと他国との関係の戦略的な後ろ盾を強化している」としました。

一方の河井補佐官も、この会談で、「日本の使節団の訪問は、、安倍首相のイラン訪問の準備に向けた日本政府の真剣な意志を示すためのものだ」としました。

さらに、「日本はエネルギー、天然ガス、金融、自動車製造、環境、文化、観光、原子力技術の交換、テロ対策において、イランとの協力を強化したいと考えている」と述べました。

河井補佐官は、今回の訪問と協議の結果について触れ、「日本とイランの関係強化の成果は、中東やアジアの安全を促すものであり、共通の利益に向けた両国の意志を伴うだろう」としました。

イラン企画管理庁の長官をつとめるノウバフト副大統領も、河井補佐官との会談で、日本との二者関係の拡大を歓迎しました。

ノウバフト副大統領は17日、「日本政府による100億ドルの支援は、両国の二者関係の拡大における第一歩と見なされる」としました。

さらに、「イランの人々は常に日本の文明・文化的な人々とこの国の政府に対してよい印象を持っている」と述べました。

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