対イラン制裁の延長法案がアメリカ大統領が署名せず、法制化
12月 15, 2016 17:42 Asia/Tokyo
イランに対するアメリカの敵対行為が続けられる中、同国議会で最近可決されていた対イラン制裁延長法案が、オバマ大統領の署名なしに法制化されました。
ファールス通信によりますと、アメリカのオバマ大統領は15日木曜、同国の議会による対イラン制裁を10年延長する法案への署名を回避しましたが、この法案の法制化を許可しました。
イランに対するアメリカの一方的な制裁の礎となった、対イラン制裁法は、初めて1996年、イランの石油・天然ガス産業への外国の投資を阻止する目的で可決され、2006年に、10年延長されていました。
イランと6ヶ国の間で核合意が成立した後、オバマ大統領は、イランの核問題に関する制裁の停止を指示しました。
イランは、アメリカによる制裁法の延長は、イランに対する新たな制裁の可決と行使を意味するものであり、核合意への違反であると強調しています。
、
タグ