イラン公益評議会、「イランは世界のイスラム教徒にとって唯一の安全な場所」
12月 27, 2016 19:57 Asia/Tokyo
イラン公益評議会の戦略研究センターのヴェラーヤティ所長が、「現在、世界のイスラム教徒はイラン以外に避難所を持たない」とし、「イランは、イスラムとこの宗教の擁護者にとって安全な場所だ」と語りました。
イルナー通信によりますと、ヴェラーヤティ所長は26日月曜、イラン北東部の聖地マシュハドにおいて、「逸脱した者やテロリストは、これ以上ないほど最悪な方法によりイスラムのイメージを歪め、野蛮な宗教として広めようとした」と述べています。
また、「西側のメディアも、悪魔の拡声器であり、テロ組織ISISにより罪のない人々が斬首される映像をうつすことで、この組織をイスラム政府として紹介し、このようなイスラムを国際社会に広めた」としました。
さらに、「イスラムは本来、慈悲と慈愛にあふれた宗教であるにもかかわらず、ISISはイスラムの名を語り、イスラムの指導者の野蛮なイメージを作り出した」と語っています。
ヴェラーヤティ所長はまた、「元アメリカ国務長官のクリントン氏は、自著において、アメリカ自身がISISを生み出し、イスラム世界の情勢不安の元凶となっていることを認めている」と述べました。
さらに、「今日、アメリカと西側諸国は、多頭竜のごとく四方八方から姿を現し、イスラムとイスラム教徒を食いつぶしてしまった。だが今や、無心論者や偽善者と戦っているのはイスラム教徒のみである」としています。
タグ