イラン・エネルギー相、「イランは新たなエネルギーの開発を追求」
2月 26, 2017 19:24 Asia/Tokyo
イランのチートチヤーン・エネルギー大臣が、「イランは豊富な石油と天然ガスに恵まれてはいるが、自然環境保護に関する国際的な取り決めに従い、新たなエネルギーの開発を追求している」と語りました。
IRIB通信によりますと、チートチヤーン大臣は26日日曜、テヘランで開催されている第9回再生可能エネルギー国際見本市を視察した際、「イランは現在、7万6000メガワット以上の発電能力を持つ発電所を有しているが、このうちおよそ1万2000メガワットが水力発電や再生可能なエネルギーによる発電によるものだ」と述べています。
また、「イランは、温室効果ガスの排出量の削減に関する、国連気候変動枠組み条約のパリ会議での自国の取り決めを守ることに努めている」としました。
さらに、「これまでの計画によれば、2030年までにイランにはおよそ7500メガワットの再生可能なエネルギーを生産する発電所が建設される予定だ」と語っています。
再生可能なエネルギーや、エネルギーの節約と合理的な利用をテーマとする第9回国際見本市は、今月24日にテヘランで開幕し、27日月曜まで開催されています。
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