イランが、世界の核の安全性向上におけるIAEAの役割を強調
3月 07, 2017 20:04 Asia/Tokyo
イランのナジャフィIAEA大使が、IAEA国際原子力機関理事会において、世界の核の安全性の向上や技術面での支援提供に向けた、国際的な努力を調整する上でのIAEAの役割を強調しました。
ファールス通信によりますと、イランは77カ国グループの議長国として、6日月曜にオーストリア・ウィーンで行われたIAEA理事会において、77カ国グループの声明を読み上げました。
ナジャフィ大使は、この会合において、「最高レベルの核の安全基準を実施することは、加盟国の責務であり、核の安全強化の成功は、加盟国の完全な協力や参画にかかっている」と語っています。
また、安全の文化の拡大の重要性にスポットを当てるとともに、「77カ国グループに属する発展途上国を初めとする世界の多くの国は、核の安全や放射線医療、放射能漏れの制御の分野における技術的、専門的な教育を含めた、加盟国の核の安全に関する計画を求めている」と述べました。
IAEA定例理事会は、35の理事国とIAEAの加盟国の参加により、6日からウィーンで開始され、今週末まで継続されます。
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