イランの選挙へのメディアの注目
イラン全国で、26日金曜、議会選挙と専門家会議選挙が実施されました。
アミーンザーデ解説員
この2つの選挙により、国会議員290人、専門家会議議員88人が選出されます。現在、イラン国民は、この2つの選挙の公式な最終結果の発表を待っています。これまでに発表された結果は、そのつど変化しています。
発表された結果によれば、現在、改革派のテヘラン出身の議員が30議席を獲得しています。改革派寄りの独立派としてテヘラン南方のゴムから立候補したラーリージャーニー現国会議長は、ゴムで第2位で当選しました。専門家会議選挙のテヘラン選挙区でも、ラフサンジャーニー師とローハーニー大統領が支持する改革派が勝利しています。
多くのメディアは、この結果を、政治グループの枠組みに従い、ローハーニー政権の勝利として解釈しています。一部のメディアは、「ローハーニー大統領のこれまでの活動に関する国民投票」という表現と用いています。
核合意の後、イランの経済と国民の生活状況の改善が、国民の最も重要な関心事となっています。国会の主な責務は、政府の経済計画の実施に向けて法を整備することです。ローハーニー大統領は、27日土曜夜、メッセージの中で、希望と賢明な活動の政府は、誰が選ばれたとしても、共に協力し、希望と誇りに満ちた未来を、イランとイランの人々のためにもたらすことを約束するとしました。ローハーニー大統領は、「最高指導者の指示が、あなた方偉大な国民の英雄伝によって実現された」と強調しました。イラン大統領のメッセージでは、「今回の議会選挙と専門家会議選挙は、イランの力を再び示す機会になった」とされています。
ローハーニー大統領は、2013年、核問題の解決を約束し、それが実現されました。経済状況の改善も、ローハーニー政権の公約のひとつであり、そのすべてではなく、一部が制裁の解除によって実現されると見られています。現在、国民は、社会改革に関するローハーニー大統領の公約の実現を待っています。明らかに、この公約の実現は、エネルギーに溢れた新たな構成による次期国会の支援を必要としています。