南パールスガス田5つのフェーズが稼動を開始
4月 16, 2017 19:02 Asia/Tokyo
イラン南部ペルシャ湾の南パールスガス田の5つのフェーズが稼動を開始しました。
イランのローハーニー大統領の立会いのもと、16日日曜、南パールスガス田のフェーズ17から21と、ブーシェフル州の石油・石油化学に関する4つのプロジェクトが稼動を開始しました。
この5つのフェーズの稼動開始により、1億5000万立方メートルの天然ガス、20万バレルのコンデンセート、300万トンのエタン、300万トンのLPGがイランの生産量に加わりました。
今回の5つのフェーズと南パールスガス田の開発プロジェクトの実施に向けて、200億ドルが投資されました。
新たなフェーズの稼動により、南パールスの共同ガス田からのイランの採掘量はカタールに並びました。
また16日、ローハーニー大統領の指示により、民間部門によって建設された南パールスの4つの石油化学コンビナートが活動を開始しました。
これにより、イランのポリマーと石油化学製品の年間生産量に200万トン、20億ドルの収入が加えられることになり、パールス特別区の生産と雇用に大きな変化をもたらすことになると見られています。