イラン外相が、ジョージアを訪問
中央アジア諸国を歴訪中のイランのザリーフ外務大臣が、政治・経済使節団を率い、ジョージアの首都トビリシに到着しました。
イルナー通信によりますと、ザリーフ大臣はトルクメニスタンの訪問を終え、17日月曜夜、ジョージアを訪問しました。
ザリーフ大臣は18日火曜、ジョージアの首都トビリシで、同国のジャネリゼ外務大臣と会談した後、「ジョージアのクヴィリカシヴィリ首相は今週末に、イランを訪問する」と語りました。
また、「イランとジョージアの協力の中心となるのは、司法や大学間の関係協力、特にペルシャ湾から黒海までのルートにおけるトランジット輸送、そしてエネルギー・産業都市の設置である」と述べています。
ジャネリゼ大臣もこの会談において、「ジョージアには、イラン企業にとって投資のための多くの分野が存在する」と述べました。
ザリーフ大臣はまた、ジョージアのコバヒゼ国会議長とも会談し、両国の関係拡大の方法を検討しました。
ザリーフ大臣は、ジョージアの後、キルギスを訪問する予定です。
ザリーフ大臣は、トルクメニスタン、ジョージア、キルギスの3ヶ国の外務大臣の招待により、また、これらの国の独立25周年記念日に際し、中央アジア・コーカサス地域を歴訪しています。
ザリーフ大臣は、16日日曜午後、トルクメニスタンの首都アシガバードを訪問しました。
ザリーフ大臣は、トルクメニスタンの訪問において、同国のベルディムハメドフ大統領やモラドフ外務大臣と、両国の関係拡大について話し合いを行いました。
ザリーフ大臣はまた17日、トルクメニスタン外務省の国際関係研究所の教師や学生との会合で、「イランにとって、地域の治安、安全、発展が重要である」と語りました。