イラン石油相、「OPEC生産枠縮小の継続を支持」
イランのザンゲネ石油大臣が、「OPEC・石油輸出国機構の生産枠の縮小の継続を支持する」と語りました。
ザンゲネ大臣は、テヘランで記者団を前に、「もしOPECの加盟国の多くが、生産枠の縮小の維持を支持するのであれば、イランも以前のように、ほかの加盟国と足並みをそろえる」と語りました。
OPEC加盟国は、昨年末にオーストリア・ウィーンで歴史的な決定を下し、世界的な石油価格の下落を止めるため、6ヶ月間、石油の生産枠を縮小することで合意しました。
この合意以前には、2年間に渡りサウジアラビアなど一部の加盟国が、生産枠を越えて石油を生産し、このため石油価格は1バレルあたり平均およそ30ドルから40ドルの間にまで下落しました。
これを受けて、OPECの加盟国と非加盟国は、2017年の初めから、6ヶ月間、生産枠を縮小することで合意しました。
この合意により、OPEC加盟国は全体的な生産枠を日量120万バレル縮小し、日量3250万バレルとしました。
イラン、アルジェリア、イラク、クウェート、リビア、ナイジェリア、カタール、サウジアラビア、アラブ首長国連邦、エクアドル、アンゴラ、ベネズエラがOPECに加盟しています。
ロシアなどのOPEC非加盟国も、生産枠を日量60万バレル縮小することで合意しました。
OPEC加盟国は、生産枠の縮小の維持について検討するため、会合を開催する予定です。OPECの一部の情報筋は、OPEC非加盟国が縮小に関して合意した場合、サウジアラビアやクウェートなども縮小維持で合意されるとしています。
ザンゲネ石油大臣は、イランは真剣に、フランスの石油大手のトタルや、デンマークの海運大手マースク、ロシアのルクオイル、インドネシアのプルタミナ、ドイツのヴィンターシャル、オーストリアのOMVなどの各国の石油企業と協議を行っているとしました。