イラン大統領候補、問題解決に向けた計画を発表
(last modified Sun, 07 May 2017 10:39:18 GMT )
May 07, 2017 19:39 Asia/Tokyo
  • イラン大統領候補、問題解決に向けた計画を発表

イラン大統領候補の6名が、6日土曜、選挙活動の中で、現状の問題を解決するための一部の重要な計画を発表しました。

現職のローハーニー大統領は、テヘランでの会合で、国民の分裂は敵の影響力の行使を招くとして、イランとイスラムの旗はすべての人種と宗教を持つ人々の安心の旗となるべきであり、イランの力と文化は、近隣諸国や世界との平和的な共生のためのものだとしました。

また、イランが発展する方法は、世界や地域の市場を占有することにあるとしました。

ガーリーバーフ現テヘラン市長は、IRIB通信のインタビューで、定年退職者に対する特別サービスの提供が計画のひとつだとしました。

ジャハーンギーリー第1副大統領も、「独立、自由、イスラム共和制」というスローガンは、イスラム革命の最も重要な理想だとして、革命の道を守ることとは、イランの独立を守り、経済力を高めることを意味すると強調しました。

ハーシェミータバー氏もIRIB通信のインタビューで、抵抗経済はイラン経済を運営するための政策だとして、「抵抗経済に加えて、環境問題にも十分な注目が向けられ、同時に農業改革も行われるべきだ」と述べました。

ミールサリーム氏も、テヘランのアミールキャビール大学での演説で、密輸・密売はイランで雇用を生み出す上での障害となるとしました。

ライースィー師は、テヘランの南にあるゴムで、今日のイランの治安は、人々がさまざまな分野に参加したことによるとして、国内の資源や富への注目、外国人を信用しないこと、失業と貧困、汚職への根本的な対策は、イランの現在の問題の解決方法だとしました。

イラン大統領選挙は5月19日に実施されます。