イラン全国で、選挙の健全性と安全確保に向けた特別措置が実施
May 14, 2017 18:42 Asia/Tokyo
イランのラフマーニーファズリー内務大臣が、「イラン全国において、合法的で健全な選挙を盛大に開催するための適切な準備が整っている」と語りました。
第12期イラン大統領選挙は、19日金曜に開催される予定です。
IRIB通信によりますと、ラフマーニーファズリー内務大臣は13日土曜、「大統領選挙と市町村議会選挙の安全と健全性の維持のため、全ての法的な措置が講じられている」とし、「投票用紙には、およそ14種類の印がつけられており、絶対に不正行為ができない仕組みになっている」と述べました。
また、イラン全国の6万4000箇所に投票所が設けられていることに触れ、「今回の選挙における有権者数は5600万人である」としています。
さらに、「イラン国内から国境地帯に至るまでの地域の警備に当たっている30万人の警備隊以外に、16万人が投票所内での秩序の維持を担当する」と語りました。
ラフマーニーファズリー大臣はまた、開票作業の最後の瞬間まで、候補者の代理人とともに護憲評議会の代表者6万4000人が立ち会うことになっているとし、「イラン憲法により、選挙結果の発表後、不服がある場合には3日以内に護憲評議会に不服申し立てを行う猶予が与えられる」と述べています。