イラン軍報道官、アメリカ国務長官の発言に反応
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イラン軍のジャザーイェリー報道官が、「イラン大統領に対するアメリカ国務長官の期待は、イランに関するアメリカの政府関係者の知識が少ないことを物語っている」と語りました。
(last modified 2025-06-22T07:17:28+00:00 )
May 21, 2017 19:41 Asia/Tokyo
  • イラン軍報道官、アメリカ国務長官の発言に反応

イラン軍のジャザーイェリー報道官が、「イラン大統領に対するアメリカ国務長官の期待は、イランに関するアメリカの政府関係者の知識が少ないことを物語っている」と語りました。

アメリカのティラーソン報道官は20日土曜、19日金曜に実施された第12期イラン大統領選挙で現職のローハーニー大統領が再選されたことに反応を示し、ローハーニー大統領に対して、レバノンのシーア派組織ヒズボッラーに対するイランの立場を見直し、ミサイル実験を停止するよう勧告していました。

こうした中、21日日曜、にはメリカのトランプ大統領のサウジアラビア訪問で、1100億ドル相当のサウジアラビア向けの武器輸出契約を含む、複数の軍事・通商協定が締結されています。

多くの国が認めているように、サウジアラビアは地域における主要なてロ支援国であり、また世界各地にテロを輸出している国とされています。

ジャザーイェリー報道官は21日、ティラーソン国務長官の発言への反応として、「今日、地域における抵抗がバーレーンで展開されており、軍事措置やテロ行為に良い形で対処できる」と語りました。

さらに、「地域に平和と安定が確立する唯一の方法は、アメリカが撤退し、同国に従属した政権や地域の反動的な勢力が独立国に対する侵略行為から手を引くことである」と述べています。

また、イランの防衛上の目的や政策は明確であるとし、「地域や世界の現状において、ミサイル防衛システムをはじめとする防衛上の目標の一部を維持、徹底することが、イランの優先事項とされている」としました。