イランのアーセマン空港と米・ボーイング社の間で、航空機売却協定が調印
(last modified Sun, 11 Jun 2017 09:00:50 GMT )
6月 11, 2017 18:00 Asia/Tokyo
  • イランのアーセマン空港と米・ボーイング社の間で、航空機売却協定が調印

イランのアーセマン航空が、アメリカの航空機製造大手ボーイング社と、テヘランで航空機30機の購入に関する協定に調印しました。

イルナー通信によりますと、この協定は、10日土曜、テヘランで、アーセマン航空のアーラーイー取締役とボーイング社の代表により調印され、この協定の初段階で、30機の航空機がアーセマン航空に引き渡された後、新たに同社への30機の売却が検討されます。

アーラーイー取締役は、この調印式の傍ら、「この協定は、ボーイング社とアーセマン航空が今年3月18日に締結した合意の後、調印されたものだ」としました。

アーセマン航空は、60機の航空機の購入にあたってボーイング社に30億ドルを支払い、このうちの5%をアーセマン航空がまかない、95%がファイナンスの形で確保される予定です。

イランへの航空機の引渡しは、2022年から開始されることになっています。