イラン航空宇宙機関、「イラン領空は、地域における交流点と化す」
6月 19, 2017 19:25 Asia/Tokyo
イラン航空宇宙期間のアーベドザーデ長官が、「イラン領空は、今や地域における交流点と化しており、地域の領空に問題が生じた際には常に、イラン領空が適切な便宜の提供により先頭に立ってその問題を解決してきた」と語りました。
IRIB通信によりますと、アーベドザーデ長官はイラン領空における航空機の通過の件数が激増していることを指摘し、「アフガニスタン、イラク、ウクライナの領空における航空機の通過に際しての安全に問題が生じた際、イランは地域の領空における航空機の通過に支障が出ないよう努めた」と述べています。
また、「現在も、カタールの航空機が世界各地を飛行する際、イラン領空に入ってから最終目的地に向けて飛行を継続している」としました。
サウジアラビア、アラブ首長国連邦、バーレーン、そしてエジプトが今月5日にカタールと断交したことから。カタール航空はアジア・ヨーロッパ諸国及びアメリカ向けの国際線の多くの運行にあたり、イラン領空の通過を余儀なくされています。
イラン領空の通過件数は、1日当たり1100便以上に増加しています。
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