イラン第一副大統領、「イランとトタルの契約は、アメリカの敗北」
7月 13, 2017 17:27 Asia/Tokyo
イランのジャハーンギーリー第一副大統領が、イランとフランスのトタルの契約は、アメリカと制裁の失敗を意味するとしました。
イルナー通信によりますと、ジャハーンギーリー第一副大統領は、12日水曜、テヘランで、アメリカは、イランに制裁を行使すると共に、誰もイランの石油産業に2000万ドル以上の投資を行ってはならないと表明していたとし、「イランとトタルの契約締結は、アメリカと彼らの制裁の失敗の原因となった」と語りました。
今月3日、テヘランで、イラン国営石油会社と、トタルをはじめとする国際コンソーシアムの間で、48億ドルの南パールス・フェーズ11の開発契約が調印されました。
この契約の実施により、南パールスのカタールとの共有ガス田からのイランの可採量が、日量5600万立方メートル増加することになります。
南パールス・ガス田は、世界最大のガス田であり、イランとカタールの国境線に位置しています。
このガス田の埋蔵量は、世界全体の8%を占めています。
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