イランと南アフリカが、二国間関係の拡大を強調

イランのラーリージャーニー国会議長と、南アフリカのバレカ・ムベテ下院議長が、様々な分野での協力拡大を強調しました。

ラリージャーニー議長は２日土曜、テヘランでムベテ下院議長と会談した後、共同記者会見に臨み、「この２０年間におけるイランと南アフリカの関係は、友好的で良好な状態を維持しており、両国は重要な国際問題に関して適切な協議を行ってきた」と語っています。

また、「イランは、発電に関しての投資という形で同国を支援できる」とし、「イランはわが国の石油、天然ガス、石油化学分野に対する、南アフリカの投資を歓迎する」と述べました。

さらに、パレスチナ人の権利擁護に関して、南アフリカが適切な立場をとっていることに謝意を表明しています。

一方のムベテ下院議長も、「2000年代以降著しい経済発展を遂げているブラジル、ロシア、インド、中国、南アフリカによるグループ・BRICｓへのイランの加入を目指している」と語りました。

ムベテ下院議長は１日金曜、イランの政府関係者との会談を目的に、南アフリカの議員団を率いてテヘラン入りしています。