イラン中央銀行総裁、「中国の対イラン投資額は350億ドル」
9月 16, 2017 16:55 Asia/Tokyo
イラン中央銀行のセイフ総裁が、「中国はこれまでに、およそ350億ドルをイランに提供している」と語りました。
セイフ総裁は、中国の首都北京で15日金曜、イルナー通信のインタビューに応じ、「中国によるこれほどの融資額は、イランの経済環境の将来が明るく肯定的なものであり、また両国が経済通商関係を拡大していく意向であることを示している」と述べています。
また、「イラン中央銀行は15日、北京において同国の国家開発銀行との間に、150億ドルを上限に中国からの融資を受ける契約を締結した」としました。
さらに、中国輸出入銀行の関係者と協議したことにも触れ、同行がテヘランとイラン北東部マシュハドを結ぶ鉄道路線の敷設に向けて、170億ドルという最大規模の融資を約束したことを明らかにしています。
セイフ総裁は14日木曜、金融関係の協議と契約の締結を目的に、代表団を率いて北京を訪問しています。