イラン第1副大統領、「国際企業の活動や投資を誘致するのに必要な下地が整っている」
11月 25, 2017 16:28 Asia/Tokyo
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ジャハーンギーリー第1副大統領
イランのジャハーンギーリー第1副大統領が、イランは国際企業の活動や投資を誘致するのに必要な下地が整っているとしました。
IRIB通信によりますと、ジャハーンギーリー第1副大統領は、24日金曜、ボリビアのサンタクルスで行われたガス輸出国フォーラムの首脳会合で、「イランはガス輸出国フォーラムの加盟国すべての利益の確保を自国の国家的、地域的、国際的な活動の原則的な目的としている」と語りました。
また、一方的、あるいは数カ国による制裁の行使を防ぐため、調整し、見解をひとつにする政策の採択はこれまで以上に必要となっているとしました。
さらに、「西アジア地域に緊張や危機を作り出そうとする、一部の政府の努力にもかかわらず、イランは中東の安定の中心であり、地域の平和と安全の促進のため、あらゆる可能性を行使している」と強調しました。

ガス輸出国フォーラムは、2001年、イスラム革命最高指導者のハーメネイー師の提案により、世界の天然ガスの生産や輸出、価格の調整を目的として、設立されました。
ガス輸出国フォーラムの加盟国は、イラン、アルジェリア、ボリビア、エジプト、赤道ギニア、リビア、ナイジェリア、カタール、ロシア、トリニダード・トバゴ、アラブ首長国連邦、ベネズエラとなっており、加盟国全体で世界の天然ガスの生産量の42%、埋蔵量の70%を保有しています。
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