11月 26, 2017 17:52 Asia/Tokyo
  • イランの三権の長
    イランの三権の長

イランのローハーニー大統領が、中東の平穏は兵器や、シオニスト政権イスラエル、アメリカの支援によって達成されることはないと強調し、地域諸国の人々に対する一部の国の内政干渉は、問題を生み出すとしました。

イラン大統領府のインターネットサイトによりますと、ローハーニー大統領は25日土曜夜、イランの三権の長が出席した会合の終了後、「シオニスト政権やアメリカが、残念ながら地域諸国の一部の対立や挑発的な行為の裏にいることを示す、多くの理由や証拠が存在する」と語りました。

また、イランは常に協力や協議、話し合いによる問題の解決を優先事項にすえているとして、「イランは常に地域諸国は問題を自国で解決すべきだと考えている」と強調しました。

さらに、シリアにおける抵抗勢力の勝利に触れ、「シリアの国民と軍、そしてシリアの支援者により、ISISの重要な拠点が陥落した」と述べました。

ローハーニー大統領(左)、プーチン大統領(中)、エルドアン大統領(右)

ローハーニー大統領は、最近行われたイラン、ロシア、トルコの首脳会談は成功だったとして、「3カ国はシリア危機を政治的に解決する上で、良好な措置を行っている」と語りました。

この3カ国首脳会談は、シリア情勢を検討し、危機を終わらせるための手段を構築するため、今月22日、ロシアのソチで行われました。

3カ国の首脳はこの会談の後、共同声明を発し、シリアの主権、独立、領土保全と統一の維持を改めて強調し、テロ組織の最終的な敗北まで、協力を継続することにに合意しました。

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