イランOPCW常駐代表、「米は、OPCWを手段として利用」
11月 27, 2017 03:43 Asia/Tokyo
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ジャハーンギーリー氏
OPCW・化学兵器禁止機関のイラン常駐代表を務めるジャハーンギーリー氏が、「アメリカは、OPCWをシリアへの圧力行使の手段として利用している」と語りました。
IRIB通信によりますと、ジャハーンギーリー常駐代表は、「事実調査委員会の報告に基づく、安保理内でのシリア非難決議の採択に失敗し、ロシアの拒否権行使によりこの委員会の任期延長が取りやめとなったことを受け、アメリカとその同盟国は、今度は他の疑惑をかざして自らの悪しき目的を達成しようとしている」と語っています。
また、「シリアへの圧力行使を目的としたOPCWの利用や、シリア領内の空軍基地への一方的な攻撃の正当化は、化学兵器によるシリア北西部ハンシェイフンへの攻撃を口実に行われた」と述べました。
ロシアは今月16日、安保理においてシリアでの化学兵器使用に関する合同事実調査の責務延長という、アメリカの決議草案に拒否権を行使しました。
国連とOPCWによる合同事実調査委員会は、その調査結果において、シリア政府が同国内の町ハンシェイフンでサリンガスを使用したと主張していましたが、シリア政府はこの主張を否定しています。
今年4月に、シリア・イドリブ南部のハンシェイフンに対し行われた化学兵器による攻撃で、100名以上が死亡、およそ400名が負傷しました。
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