イランと韓国の間で、保健医療分野に関する7つの協力合意覚書が調印
12月 16, 2017 17:35 Asia/Tokyo
イランと韓国の保健衛生大臣が、保健医療の分野に関する7つの協力合意覚書に調印しました。
IRIB通信によりますと、イランのガーズィーザーデハーシェミー保健医療教育大臣と、韓国のパク・ヌンフ保健福祉大臣は15日金曜、韓国・ソウルにおいて保健医療分野における7つの協力合意覚書に調印しています。
これらの合意覚書には、病院の建設や保健医療・医療器材の分野での協力、共同作業班の結成、健康保険協定の実施、病院の情報システムに関する合意などが盛り込まれています。
ガーズィーザーデハーシェミー大臣は、これらの合意覚書の調印式において、イランの医療産業に対する韓国の支援を求めるとともに、「この関係は、双方にとって有利となるものであり、現在の経済においてより長続きしうるものだ」と語りました。
一方のパク大臣も、イランの保健衛生計画への支援を表明するとともに、「保険医療産業でのIT部門、医療保険と保険料の削減における韓国の経験や進歩が、イランにも提供されるだろう」と述べています。
ガーズィーザーデハーシェミー大臣は14日木曜、高等使節団を率いてソウル入りしました。