3月 13, 2016 22:16 Asia/Tokyo
  • イランとニュージーランドの外相が会談

イランのザリーフ外務大臣と、ニュージーランドのマカリー外務大臣が、両国の関係拡大を求めました。

イルナー通信によりますと、ザリーフ外相は、13日日曜、マカリー外相とニュージーランドの首都ウェリントンで会談し、さまざまな分野における両国の協力について意見交換を行いました。

ザリーフ外相は、東南アジア・太平洋諸国への訪問を続ける中、12日土曜、ニュージーランドの政府高官と会談するため、ウェリントン入りしました。

この後、ニュージーランドのキー首相とも会談する予定です。

ザリーフ外相は、13日、ニュージーランド在住のイラン人との会合で、「イランの人々は、最近の選挙への大々的な参加によって、イランに悪意を抱く者たちを失望させ、イスラム体制と協力すべきであることを世界に示した」と語りました。

さらに、「サウジアラビアの政権が、イランに対する脅迫的な雰囲気を強め、原油価格を最低限に抑えることで、イランを問題に直面させようとしているが、イランの国民と体制責任者の賢明さによって、この陰謀は失敗している」としました。

また、「幸いにも、原油価格の下落により、石油収入への依存度は、50%以上からおよそ33%にまで抑えられた。サウジアラビアとペルシャ湾岸のその協力国の経済は失敗し、彼らは借金をせざるを得なくなっている」と述べました。

ザリーフ外相は、ニュージーランドの前にインドネシア、シンガポール、ブルネイ、タイを訪問し、これらの国の政府高官と会談すると共に、二国間協力の拡大について話し合いました。

ザリーフ外相は、インドネシアの首都ジャカルタ訪問でイスラム協力機構のパレスチナ問題に関する臨時会議に出席し、タイの首都バンコクでは、アジア協力対話の外相会議に出席しました。

ザリーフ外相は、ニュージーランドの後、オーストラリアを訪問します。

タグ