ロシア下院議会、イランとロシアの連合をプラス評価

ロシア下院議会の議員らが、シリアにおけるアメリカの政策への対抗を目指したイランとロシアの地域レベルの連合を合理的なものとしています。

ロシアのノーボスチ通信によりますと、ロシア下院国際問題委員会のアレクセイ・チェパ副委員長は、シリアにおけるアメリカへの対抗に向けた同盟国による連合の結成は、完全に合理的なものであり、更にほかの国の参加によりこの連合は強化されるだろう」と語りました。

また、ロシア下院外交委員会のスルツキー委員長も、ロシアは、自国がイランと６ヶ国による核合意のプロセスにおいて、信頼のできる相手であることを示しており、確実に近い将来、シリア問題の解決においてイランと密接に協力するだろう」と強調しています。

こうした中、イラン全軍の指揮官である最高指導者の最高顧問を務めるラヒームサファヴィー准将は、２２日月曜、アメリカがテロ組織ＩＳＩＳを創設し、シオニスト政権イスラエル、アラブ首長国連邦、トルコ、ヨルダンがそれを支持したと強調し、「ＩＳＩＳの敗北は、イラク人やシリア人の努力及び、イランとロシアの協力によるものだ」と述べました。