イラン国連大使、「一部の国が安保理を道具として利用することで、この機関の信用が傷つく」
2月 07, 2018 18:12 Asia/Tokyo
イランのホシュルー国連大使が、「一部の国連安保理理事国が、政治的、国家的な目的の推進のために、安保理を道具として利用していることは、この機関の信用を損なう重要な要素だ」と語りました。
ホシュルー大使は、6日火曜、国連安保理の理事会で、この機関の活動について、国連安保理の業務の方法やテーマを選ぶことは、国際社会が安全保障や平和への大きな脅威に直面している時において、これまで以上に重要だとしました。
また、国連安保理は、民主的で、より明瞭かつ効果ある理事会の設立を促進すべきであり、これは、国連憲章で強調されている、安保理が活動のあり方において遵守すべき基準で、原則だとしました。
さらに、「一部の安保理理事国が道具としてこの機関を利用していることは、安保理の信用を傷つけることになり、アメリカの現政権は失敗したこの行動規範をあつかましくも続けている」と述べました。