イラン中央銀行総裁、「イランは、国際的な通商や平和にとって信頼できるパートナー」
2月 10, 2018 19:00 Asia/Tokyo
イラン中央銀行のセイフ総裁が、「世界における真の恒久的な平和の実現にとっての最高の方法は経済・通商関係だ」とし、「イランは平和と通商にとって信頼できるパートナーである」と語りました。
イルナー通信によりますと、セイフ総裁は10日土曜、フランス・パリでのユーロマネー会議に宛てたメッセージにおいて、「核合意の実施後、イランは国際市場への再度の進出のための効果的な措置を計画、実施することに努めてきた。またこの期間中、常に核合意に定められた自国の取り決めを実施してきた」と述べました。
また、「核合意は、当事者の双方が勝者となるシナリオがもたらした成果であり、イランが自らの目的の達成を確認できた場合には継続されることになる。だが、イランはこれまでに、この合意で約束された利益を完全には獲得していない」としています。
さらに、「IMF国際通貨基金の最新報告とも合致しているイランの予測によれば、昨年におけるイランの経済成長率は4.2%で確定する見込みだ」と語りました。
イランに関する第2回ユーロマネー会議は、同国の経済高等使節団の出席により、8日木曜パリで開幕しました。