2月 14, 2018 18:23 Asia/Tokyo
  • 最近のイラン国内での暴動の写真
    最近のイラン国内での暴動の写真

イラン反体制派テロ組織・モナーフェギン(MKO)の指導者が、最近のイラン国内での暴動に関与し、イラン体制を転覆するためアメリカに期待を寄せていることを認めました。

昨年末の数日間にわたり、イランの複数の都市で、人々が集結してスローガンを唱え、預貯金の預け先が破綻し、その今後の処遇が未定であることや一部の商品の値上げ、政府の監視不行き届きなどに抗議しました。

これらの抗議行動や集会は一部の場所で、これに便乗する扇動者により、また外国の支援もあいまって暴動に発展しました。

モナーフェギンの指導者マルヤム・ラジャヴィー

 

モナーフェギンの指導者マルヤム・ラジャヴィー氏は、サウジアラビアの新聞イカーズのインタビューで、「イランの一部の都市で最近発生した騒乱では、モナーフェギンに関連するグループが大きな役割を果たした」と語っています。

また、これらの騒乱にはサウジアラビアも関与していたとし、「サウジアラビアのサルマン国王は昨年、同国の首都リヤドでの会議で、イランがテロを支援していると主張している」と述べました。

さらに、欧米諸国に対しても、サウジアラビアと手を結び、地域諸国に対するイランの内政干渉を阻止するよう呼びかけています。

 

 

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