イラン外相が、クロアチア大統領と会談
3月 01, 2018 19:20 Asia/Tokyo
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ザリーフ外務大臣とキタロヴィッチ大統領
イランのザリーフ外務大臣が、クロアチア・ザグレブで同国のキタロヴィッチ大統領と会談しました。
ザリーフ外相は1日木曜、この会談で、「イランは、クロアチアにとって、石油や天然ガスといったエネルギーの重要な供給国になりうる」と語りました。
また、「イランとクロアチアは、過激派やテロとの戦いをはじめとする共通の懸念事項に関して、二国間、あるいは多国間という形で緊密に協力する事が可能だ」と述べました。
一方、キタロヴィッチ大統領も、イランとの関係拡大の用意を表明しています。
今回の2者協議では主に、シリアやイエメン、アフガニスタンをはじめとする地域問題や、バルカン半島における諸問題について意見交換が行われました。
ザリーフ外相とその随行団は、東ヨーロッパおよびバルカン諸国への歴訪を続ける中、セルビアとブルガリアの政府高官との会談後、28日水曜夜、ザグレブ空港に到着しました。

ザリーフ外相は28日、クロアチアのパヴィッチ労働大臣と会談しました。
ザリーフ大臣は、クロアチアに続いてボスニア・ヘルツェゴビナに向かう予定です。
ザリーフ大臣の今回のバルカン諸国歴訪には、イランの政府・民間部門の経済関係者や政治関係者からなる代表団が随行しています。
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