イラン赤新月社会長、国際赤十字・赤新月社連盟との協力拡大を強調
4月 16, 2018 19:48 Asia/Tokyo
イラン赤新月社のペイヴァンディ会長と、 国際赤新月社・赤十字連盟のフランチェスコ・ロッカ会長が、相互間協力の拡大を強調しました。
IRIB通信が16日月曜、報じたところによりますと、ペイヴァンディ総裁はロッカ会長とテヘランで会談した際、2者間の協力が日々拡大するよう希望する、と語っています。
また、イラン国内および世界規模でのイラン赤新月社の活動に触れ、「イラン赤新月社はアフリカ、アジア、南米の14カ国に医療センターを設けており、これらのセンターでは医療サービスが提供されている」と述べました。
さらに、イラン赤新月社のそのほかの活動として、イエメン、シリア、イラクの戦争被災者やロヒンギャ族への支援活動を挙げ、イラン赤新月社と国際赤新月社・赤十字連盟による共同での活動計画の実施を求めています。
一方のロッカ会長も、国際赤新月社・赤十字連盟はイランの赤新月社を全面的に支援するとし、「この2者間の協力は、国際赤新月社・赤十字連盟の目的の実現への大きな助けになりうる」と語りました。
また、西アジア地域の危機にも触れ、「国際赤新月社・赤十字連盟は、イランの助けにより数々の問題を解決でき、国境や特定の政府の干渉により、われわれの目標達成が阻まれることはありえない」と述べています。