イラン外相、「アメリカが核合意を離脱した場合のイランの最大の選択肢は、核活動の発展の再開」
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ザリーフ外務大臣
イランのザリーフ外務大臣が、「アメリカが核合意を離脱した場合のイランの最も可能性の高い選択肢は、非常に進んだ平和的な核計画を再開することだ」と語りました。
ファールス通信によりますと、ザリーフ外相は、22日日曜、分析ポータル、アルモニターのインタビューで、アメリカ政府は核合意の取り決めを履行したことはないと強調し、「イランは常に、国益に基づいて決定を下す」と語りました。
また、この15ヶ月、アメリカはイランが核合意による経済的な利益を享受するのを妨げようとしてきたとし、「アメリカが核合意を離脱しても、イランの経済にそれほどの影響はない」と述べました。
さらに、ドイツとフランスが、アメリカを核合意に残留させるためにイランへの圧力を強化しようとしていることについて、「この政策は誤っている。これらの国は、自国とヨーロッパの利益を考えるのであれば、トランプ大統領を説得し、核合意に留まらせるとともに、アメリカの取り決めを正しく誠実に履行させるべきだ」と述べました。
トランプ大統領は、核合意はイランの利益を満たすだけだとし、アメリカの利益になるような、その内容の変更を求めています。
この中で、トランプ大統領は、1月12日、核関連の対イラン制裁の停止を延長しましたが、核合意の一部内容の変更、イランの軍事施設の査察、ミサイル関連の制裁などを、アメリカの核合意残留の条件として挙げ、「議会とヨーロッパがこの条件を満たすことができなければ、次の期限である5月12日には制裁の停止を延長せず、核合意を離脱する」と語りました。
アメリカの核合意実施における妨害は、トランプ大統領の就任により、この国際合意の破棄の脅迫に変わっています。
イランと6カ国の核合意は、2016年1月から実施されています。