中欧の石油大手ＯＭＶが、イランの石油産業への投資を追求

オーストリアに本拠をおく石油関連事業の多国籍企業で、中欧石油最大手ＯＭＶのイラン支社長が、「テヘランで開催中の国際見本市を自社の事業にとって絶好のチャンスだ。それは、イラン企業とのみならず、そのほかの外国の企業や関係者とも面会して商談ができるからだ」と表明しました。

ＩＲＩＢ通信によりますと、クルト・ワグネル支社長は、テヘランで開催中の第２３回イラン国際石油見本市のかたわら、「テヘランでの国際石油見本市は、わが社にとっての事業のチャンスを引き寄せるチャンスである。当社は、数年前からイランに進出し、油田研究を目的とした合意覚書に調印した」と語っています。

また、イランと同社の協力の経歴についても、「当社はこれ以前にも、イランでの油田探索活動を行っており、現在はイラン国営石油会社と交渉中だ」と述べました。

さらに、「イランへの投資の最大のメリットは、イランが世界最大の石油と天然ガスの埋蔵源を持つことから、投資のチャンスが多く存在するということである。現在われわれはイランに投資すべくイランにいるため、産油量の増加はきわめて大切だ」としています。