May 14, 2018 19:42 Asia/Tokyo
  • アメリカのボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官 
    アメリカのボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官 

ヨーロッパがアメリカの核合意離脱に反対したことを受け、アメリカのボルトン国家安全保障問題担当大統領補佐官が、ヨーロッパ企業に対し、イランと協力すれば、制裁の対象とすると警告しました。

ボルトン大統領補佐官は、13日日曜、CNNのインタビューで、「イランと取り引きを行うヨーロッパ企業へのアメリカの制裁は、厳しいものになる」と語りました。

ボルトン大統領補佐官は、ヨーロッパ諸国の首脳が、アメリカの核合意離脱に遺憾の意を表明する中で、これらの企業がアメリカの決定を支持することを望んでいるとしました。

また、「トランプ大統領の核合意離脱の決定は、イランと取り引きを行う企業の利益になる」と主張しました。

ボーイングとエアバスの航空機メーカー2社は、制裁の復活とイランへの航空機売却契約の中止により、400億ドルの損失を蒙ることになると発表しました。

ボルトン大統領補佐官は、このインタビューで、イランの政治体制の変更を支持する立場を後退させると共に、それを支持していたのは、ホワイトハウス入りする前だと主張しました。

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