イラン大統領、「アメリカは世界のすべての国に関して決定を下すことはできない」
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イランのローハーニー大統領
イランのローハーニー大統領が、アメリカ国務長官の反イランの発言を受け、「アメリカは、イランや世界のすべての国に関して決定を下すことはできない」と語りました。
アメリカのポンペオ国務長官は、21日月曜、反イランの発言を繰り返し、核合意は欠陥のある合意だとし、イランは核活動において他者を欺いていると非難しました。
ポンペオ長官は、「アメリカは現在、核合意から離脱しており、同盟国との協力により、イランの中東支配を阻止するだろう」と語りました。
さらに、イランで先ごろ、暴動を起こした人々を支持し、「アメリカは、このような動きへの支援を続けていく」と主張しました。
また、アメリカ財務省は、イランに対する核関連のすべての制裁を復活させると共に、新たな制裁も発動すると語りました。
イルナー通信によりますと、ローハーニー大統領は、21日月曜夜、ポンペオ長官の発言に対し、「世界のすべての国は、決定における独立を求めており、アメリカは、一部の地域では、圧力によって物事を進めることができるかもしれないが、彼らが世界のすべての国に関して決定を下すことは、論理的に許されない」と語りました。
さらに、核合意の離脱というアメリカの約束不履行に触れ、「現在、アメリカでは、一夜にしてアメリカをおよそ15年前に逆戻りさせ、2003年から2004年のアメリカの関係者の好戦的な主張を繰り返すような人物が政権を握っている」と述べました。
ローハーニー大統領は、ポンペオ長官に向かって、「長年にわたり、諜報機関で活動をしてきた人物が、今、国務長官を務め、イランと他国に関して何をすべきかを指図しようとしている。これは決して受け入れられないことだ」と述べました。
また、「今回のアメリカ国務長官の発言は、数年前にもアメリカの関係者によって行われたのと同じ発言であり、イラン国民はそれを気に留めることはなかった。現在も、このような発言を気にすることはなく、共に自分たちの道を歩み続けるだろう」と述べました。