May 25, 2018 18:04 Asia/Tokyo
  • IAEA国際原子力機関
    IAEA国際原子力機関

IAEA国際原子力機関が、アメリカの政府関係者による偽りの主張とは逆に、最新の報告の中で、再びイランの核合意遵守を認めました。

イルナー通信によりますと、アメリカの核合意離脱から初となる、IAEAによる11回目の報告が、24日木曜に発表されました。

この報告は、前の10回の報告と同じように、イランが完全に核合意に沿った核活動を行っていることを認めています。

IAEA国際原子力機関は、新たな報告の中で、IAEAは査察を必要とするイランのすべての施設を査察しているとしました。

イランのナジャフィIAEA大使

 

イランのナジャフィIAEA大使は、「IAEAの新たな報告は、以前の報告とほとんど同じであり、変わっているのは、技術的な事柄、イラン中西部のホンダーブの重水炉の新型化に向けた準備の継続、長期的な計画に基づいたテヘラン研究炉などの活動といった点だ」と語りました。

ナジャフィ大使はまた、このIAEAによる報告は、核合意の実施に関する最後の報告にはならないが、ヨーロッパ側がイランに対して必要な保障を提供できない場合、これはこのような形での、最後のIAEA事務局長報告になるだろうと述べました。

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