イラン原子力庁報道官、「フォルドの施設の再稼動についての決定を下す」
6月 13, 2018 18:59 Asia/Tokyo
イラン原子力庁のキャマールヴァンディ報道官が「イランの政府高官は、核合意が破棄された場合、フォルド施設の稼動再開に関する決定を下す」と語りました。
キャマールヴァンディ報道官は13日水曜、核合意の破棄後におけるフォルド核施設の濃縮活動再開と、核合意以前の状況に戻る方法について、「現在、フォルドの施設では濃縮活動は行っておらず、核合意離脱後、イランの体制責任者の決定により、フォルドの施設での濃縮活動が再開される」と述べました。
また、イラン中部アラークの原子炉の建設に関する中国とイランの話し合いに関して、「幸いにも、協議はタイムテーブルに沿ってこれまで順調に進展しており、中国側が最終的に認めた後、2ヵ月後から3ヵ月後に、アラーク原子炉の建設作業等の次の段階に入ることになる」としました。
さらに、イランの平和的な核計画とシオニスト政権イスラエルの軍事的な核計画に対する西側のダブルスタンダードについて、「西側はこれまで、シオニスト政権を支援し、また、軍事目的を追求するこの政権の核活動はまったく監視されていない」と語りました。
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