イラン石油大臣、「イランは石油の政治的な利用に反対する」
6月 21, 2018 16:14 Asia/Tokyo
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イランのザンゲネ石油大臣
イランのザンゲネ石油大臣が、「イランは、政治的な理由で生産国に制限を加えるために、石油を政治的な手段として利用することに反対する」と強調しました。
ザンゲネ石油相は、20日水曜、オーストリアのウィーンで開催されたOPEC石油輸出国機構のセミナーで、アメリカ大統領のOPECに対する批判に触れ、「OPECは常に、原油の適正価格を支持し、不当に価格を高騰させようとしたことはない。石油価格の変動や高騰を招いたのはトランプ大統領だ」と語りました。
さらに、「トランプ大統領が、5月8日に核合意からの離脱を発表したときから、原油価格は1バレルあたり、およそ6ドル上昇した」としました。
また、「アメリカは、OPECの提唱国で、主要な産油国であるイランとベネズエラに対して経済制裁を行使しながら、同時に、世界の石油市場がそれに好ましくない反応を示さないことを期待することはできない」と述べました。
ザンゲネ石油相は、イランは原油高に反対だと強調し、「原油価格の上昇の主な原因は政治にあるため、それを抑えるのも、政治によってのみ、可能だ」と述べました。
さらに、石油市場の安定には、産油国と消費国をはじめ、市場に関わるすべての国の協力が必要だとし、「OPECの加盟・非加盟の産油国の合意が、世界の石油市場の安定につながった」と語りました。
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