イランの非石油製品の輸出が２１％増加

イラン関税局のアスギャリー局長が、今年の３月２０日から６月１７日までの期間におけるイランの非石油製品の輸出額が大きく増加し、１１２億４２００万ドルに達したことを明らかにしました。

アスギャリー局長は２１日木曜、イランの対外貿易の最新状況を明らかにするとともに、「今年の３月２０日から６月１７日までにおける、イランの非石油製品の輸出は、昨年の同じ時期に比べて２１％増加した」と語っています。

また、輸入についても、「この期間中のイランへの輸入は５％減少し、全体で９９億８４００万ドルとなっている」と述べました。

さらに、イランの貿易収支は黒字であるとし、「イランの非石油製品の貿易収支における黒字は、今月１７日までで１２億５８００万ドルを超過した」としています。

イラン税関の報告によりますと、過去２ヶ月間でイランからは１００カ国に対し、７５億５５００万ドル相当の製品が輸出されており、これは昨年の同じ時期と比較して１９．１１％増加しているということです。

イランの主な輸出相手国は中国、アラブ首長国連邦、イラク、アフガニスタン、インド、韓国、トルコ、パキスタン、インドネシア、タイの１０カ国となっています。