ドキュメンタリー・イラン(14);ケルマーン州メイマンド村(日本語のナレーション付)
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ケルマーン州メイマンド村
今回は、イラン南東部ケルマーン州メイマンド村の美景を、映像によりご紹介してまいりましょう。
メイマンド村は、まさに、手付かずの地であり、家屋から人々、文化に至るまで全てがありのままの姿で残っています。また、この村の住民の間では、サーサーン朝時代の言語であるパフラヴィー語が使われています。
この歴史あるメイマンド村は、ケルマーン州シャフレバーバク行政区に位置し、太古の昔のイラン人が持っていたほかに例のない芸術の名残といえます。
この村の歴史は、ここで発掘された陶器から、3000年前にさかのぼります。
人力による掘削作業によりできたこの村には、家屋の建築様式に驚異的な要素が見られます。すなわち、この村では家屋・住居が人の手により山腹に掘削されており、全てが石と土でできているとともに、これらの住居に到達するには緩やかな上り坂の通路を通る必要があります。
メイマンド村には、およそ406の小路と2560の部屋があり、その多くは過疎化していますが、そのうちのわずかにはまだ人々が暮らしています。
現在、メイマンド村の総人口は150人ほどです。
この村のそのほかの見所としては、ゾロアスター教の拝火壇が挙げられ、現在ではここは博物館となっています。
この村に拝火壇が存在することから、イスラム伝来前のこの村の宗教がゾロアスター教であったことがわかります。
しかし、この村にあるモスクは260年の歴史を持っており、天井の高さは2メートルでそのほかのモスクと同様に、精神性あふれる雰囲気や装飾が見られます。
メイマンド村は、ユネスコ世界遺産に登録されています。
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