3月 25, 2016 20:25 Asia/Tokyo
  • テヘラン金曜礼拝、「イラン国民は覇権主義者の要求に屈しない」

25日に行われたテヘラン金曜礼拝で、ハータミー師が説教を行い、「イラン国民は、覇権主義者の要求に屈しない」と強調しました。

ハータミー師は、アメリカ大統領選挙の候補者のイランに対する脅迫について、「アメリカ政府は約束を破る。覇権主義世界に対抗する唯一の道は抵抗である」と語りました。

また、「アメリカをはじめとする西側に期待するのは誤っている。なぜならアメリカは、常に、イランに対する新たな制裁について語っているからだ」としました。

さらに、シオニスト政権イスラエルの地域やパレスチナ人に対する犯罪を非難し、「この政権は強奪者であり、最高指導者の言葉を借りれば、25年後には、イスラエルは消滅するだろう」と強調しました。

ハータミー師は、ベルギー・ブリュッセルでのテロについて、「イランは世界中のテロを非難している」と述べました。

さらに、シリアとイラクでのテロに対する西側のダブルスタンダードを批判し、「このような見方は悲劇的なものだ。そのために、テロリストは自らの支援者である西側を攻撃している」と語りました。

また、イラン暦の今年が、最高指導者によって、「抵抗経済、実行と行動」と名づけられたことに触れ、「抵抗経済とは、イラン経済が、敵のダメージを受けないような方向に進むことだ」と述べました。

ハータミー師は、抵抗経済は、イラン国民の利益を確保すると強調し、「経済の繁栄が、抵抗経済の目的だ」と述べました。

さらに、イラン暦ファルヴァルディーン月12日にあたる今月31日のイスラム共和国の日について、「イスラム共和制は、宗教に基づく民主主義の象徴だ」と語りました。

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